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佐賀県重症心身障害児(者)を守る会は「最も弱い者を一人ももれなく守る」という基本理念のもとに活動しています。

事務局 〒838-0065 福岡県朝倉市一木105 山部方

会社概要会の紹介

佐賀県重症心身障害児(者)を守る会
会の三原則       
1.決して争ってはいけない。争いの中に弱いものの生きる場はない。
2.親個人がいかなる主義主張があっても、重症児運動に参加するものは党派を越えること
3.最も弱いものを一人ももれなく守る。
親の憲章
(親の心得)
 (生き方)
一、重症児をはじめ、弱い人々をみんなで守りましょう。
一、限りなき愛を持ちつづけ、ともに生きましょう。
一、障害のある子どもをかくすことなく、わずかな成長をも喜び、親自身の心をみがき、健康で豊かな明るい人生をおくりましょう。
 (親のつとめ)
一、親が健康で若いときは、子どもとともに障害を克服し、親子の愛のきずなを深めましょう。
一、わが子の心配だけでなく、病弱や老齢になった親には温かい思いやりをもち、励まし合う親となりましょう。
一、この子の兄弟姉妹には、親がこの子の命を尊しとして育てた生き方を誇りとして生きるようにしましょう。
 (施設と地域社会とのつながり)
一、施設は子どもの人生を豊かにするために存在するものです。施設の職員や地域社会の人々とは、互いに立場を尊重し、手を取り合って子どもを守りましょう。
一、もの言えぬ子どもに代わって、正しい意見の言える親になりましょう。
 (親の運動)
一、親もボランティア精神を忘れず、子どもに代わって奉仕する心と行動を起こしましょう
  そして、だれでも住みよい社会を作るよう努力しましょう。
一、親の運動に積極的に参加しましょう。親の運動は主義や、党派に左右されず、純粋に子どもの生命の尊さを守っていきましょう。
役員
会   長  山部 幸子    東佐賀   
副 会 長  本村 悟     肥 前   広報委員長
母親部会長  山部 幸子    東佐賀   母親部会・広報委員
事務局長   堤  祥子    東佐賀   
会  計   藤本 文光子   東佐賀   
理  事   岩瀬 誠     肥 前   広報委員
理  事   佐藤 珠子    肥 前   広報委員
理  事   水竹 力     東佐賀   広報委員
理  事   吉村 悟     東佐賀   広報委員
監  事   園木 稔     肥 前
監  事   大石 広行    東佐賀       
顧問
若楠療育園園長      野上 憲彦  先生
西九州大学院教授     古賀 靖之  先生
(元)九州・沖縄ブロック長 杉原 潔   先生
沿革
1998年11月
佐賀県重症心身障害児(者)を守る会設立
◆結成・設立総会 開催◆
 日時 平成10年11月1日
 場所 佐賀県農協会館
◆結成趣意書◆
 重い心身の障害や強度行動障害のために、日常生活全般に介護を必要とし、自分の意思や苦痛さえ訴えることのできない重症心身障害児(者)達と、共に障害を克服し子供の幸せを願う私たち親や関係者は日々努力を続けています。
 社会福祉法人「全国重症心身障害児(者)を守る会」は、昭和39年6月に「世の中の役に立たず、社会復帰もできぬ子に金をかける必要があるのか」との声も聞かれる世相の中で「例えどんなに重い障害があろうと、生命を持ち生きているのです。それなりに生き、育ち、伸びるこの子らを生かしてください」と訴え発足し今日に至っています。この「守る会」は「最も弱い者を一人ももれなく守る」という基本方針に沿って、施設対策と在宅対策の運動を進め、親の意識の啓発と連携を密にするため、全国各県に支部を置き、地域活動や施設活動を地道に行い、心身障害児(者)に対する福祉、医療、教育等の施策を一歩一歩着実に進展させています。
 佐賀県においても、二つの国立施設(東佐賀病院・肥前療養所)に重症心身障害児(者)病棟が設けられ、その後社会福祉法人「若楠療育園」や佐賀整肢学園「たんばぼ園」が設立されました。そこに入園・入所して生活している重症児(者)とその家族にとっては、本当にありがたく感謝している次第です。しかしながら、施設で暮らす者も自宅で生活を続けている者にも、親の高齢化や親亡き後のことなど将来に多くの不安を拭いさることはできません。特に昨今の世の中の動き政治の流れの中で、国や厚生省が持っていたいろんな権限が県や市町村に委譲されつつあります。この流れは今後も続き、その中で赤字を出し続けている国療施設は統廃合されたり、民間への経営委譲も考えられます。そうなったとき、「もの言わぬ子供を守ってやるのは親の務め」ではないでしょうか。
 この度、私達はこの子供たちの幸せのためにお互いに協力し合い積極的に組織活動を行うために、「佐賀県重症心身障害児(者)を守る会」を結成することになりました。これからも本会の「最も弱い者を一人ももれなく守る」という基本理念のもとに県内の在宅の保護者の方々、法人の施設の親の会の方々、国立の施設の親の会の者があい集い、より一層この子供たちの幸せのために、施設面・医療面・教育面等の向上に取り組みたいと存じますので、なにとぞご指導ご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。
 佐賀県重症心身障害児(者)を守る会結成準備委員会代表
 阿部孝(肥前療養所父母の会)中原正敏(東佐賀病院父母の会)福山貞子(在宅部会)

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佐賀県重症心身障害児(者)を守る会

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